研究内容

天然素材とメカニズムに基づいた薬用化粧品・医薬品の開発

美しく健康な毛髪(頭髪や睫毛)や肌を保つためには、また脱毛やアトピー性皮膚炎の解決のためには、どのような化粧品・医薬品が良いのか?このような問題に細胞制御の研究から迫り、メカニズムを明らかにします。そしてそのメカニズムにあった天然素材を探し出して、薬用化粧品成分として開発します。

皮膚の恒常性維持と毛髪成長周期制御に関するメカニズムの研究

当研究室ではこれまでに長年の基礎研究により、Fibroblast Growth Factor(FGF)ファミリーによる毛成長周期の制御メカニズムを明らかにしてきました。また皮膚の創傷治癒などにおける働きを解析してきました。

抗がん剤耐性を獲得したがん細胞を傷害してがんを治療する方法の研究

抗がん剤耐性を獲得したがん細胞においては、FGF13が働いた結果として抗がん剤耐性が生じていることを明らかにしました。この発見をもとに、現在は抗癌剤耐性がん細胞を選択的に傷害しがんの治療につなげる方法を研究しています。

歯周病治療のための新規バイオ医薬品の研究開発

歯周病の根本的治療法はまだ確立していません。歯と歯茎の間に存在する歯根膜の再生が困難なことなどがその理由です。そこで当研究室で30年の実績を有するキメラFGF分子の設計、生産と活性評価の技術を活用し、歯周病治療に役立つキメラFGF分子の開発を目指したプロジェクト研究を他大学などと共同で推進しています。